ウィンド42、57はミドルレンジ最強の自信作だ!その理由に迫る!
フルクラム専門店
フルクラムフィールド 店長の川内です。
今年の夏はとても暑かったですね!
走りたい時でも、
あまりの暑さに断念してしまったことが多々ありました。
今でもまだ暑いですが、
ようやく走り回れる気候になってウキウキです。
そんなタイミングで
フルクラムからアツアツの
新製品情報が届きました!
ウィンドシリーズに新モデル登場!
これは胸が踊ってしまいますね!
早速 その正体を見ていきましょう。
WIND42とWIND57が順当に進化!
ミドルレンジのWINDシリーズに
WIND42とWIND57が登場しました!
リムハイトのあるエアロカーボン
として人気を博していた、
ウィンド40DBとウィンド55DBの
後継モデルとされています。
プロモーション動画では、
新製品を履いて
平坦な舗装路を高速巡航するシーンに加えて、
舗装された山岳コース、
そして
状態があまりよくない舗装路、
さらに、
砂利道を駆け抜けるシーン
が出てきます。
つまり、従来のロードに加えて、
グラベルにも対応したホイールである
と印象付ける内容です。
ここで気になるのは大きく2点。
そう言える根拠は何であるのか、
また、これらのホイールに
どれほどの新規性があるのか。
詳しく紐解いていきましょう。
ウィンド42、57と例のホイールとのスペックを比較!
分かりやすくスペックから見ていきましょう。
・ウィンド42
・ウィンド40DB
・スピード42
上述3モデルのスペック一覧です。
ウィンド40DB | ウィンド42 | スピード42 | |
ブレーキ | ディスクブレーキ | ← | ← |
ASTM | カテゴリー2 | ← | ← |
重量 | 1620g | 1510g | 1410g |
タイプ | 2Way-Fit クリンチャー/チューブレス |
← | ← |
リム素材 | UDカーボン | フルカーボン(FF80) | フルカーボン(FF100) |
リム高 | 40mm | 42mm | ← |
リム外幅 | 27mm | 29mm | 29.3mm |
リム内幅 | 19mm | 23mm | ← |
スポーク | 24本 | ← | ← |
ベア リング |
シールドカートリッジ | ← | USB セラミック |
海外定価 | 1263 Euro | 1415 Euro | 2265 Euro |
※記事投稿時点の情報です。最新情報はメーカーにご確認ください
続いて、
・ウィンド57
・ウィンド55DB
・スピード57
上述3モデルのスペック一覧です。
ウィンド55DB | ウィンド57 | スピード57 | |
ブレーキ | ディスクブレーキ | ← | ← |
ASTM | カテゴリー2 | ← | ← |
重量 | 1680g | 1585g | 1495g |
タイプ | 2Way-Fit クリンチャー/チューブレス |
← | ← |
リム素材 | UDカーボン | フルカーボン(FF80) | フルカーボン(FF100) |
リム高 | 55mm | 57mm | ← |
リム外幅 | 27mm | 29mm | 29.3mm |
リム内幅 | 19mm | 23mm | ← |
スポーク | 24本 | ← | ← |
ベア リング |
シールドカートリッジ | ← | USB セラミック |
海外定価 | 1287 Euro | 1436 Euro | 2265 Euro |
※記事投稿時点の情報です。最新情報はメーカーにご確認ください
ここでわかるのは、
WIND42、57ともに
リム幅が広くなっていること、
そして、
スピードシリーズより重いが
ウィンドシリーズ現行より軽いこと、
です。
WIND42とWIND57は、
最上位シリーズの
Speed 42 および 57 と
同じリムデザインを採用することで
高速巡航に最適化された
高性能を獲得しました。
一方で、
カーボン素材をFF80に変更することで
現行モデルと比べて軽量化しつつ、
SPEEDより価格を抑えることに成功しています。
グラベル性能の観点ではどうでしょうか。
今回比較したモデルは
全てASTMカテゴリーは2となっています。
つまり全てのホイールについて、
舗装路に加えて、
綺麗な砂利道や起伏の少な い山道、
規格上では15cmまでの段差に対応するとされています。
このように、
従来モデルと比較して規格上の差はないのですが、
WIND42とWIND57は
実はよりグラベル寄りになったと言えるのです。
新設計リムとなったことでリム幅が広くなり、
混合路面で推奨とされる
32mmから35mm幅のタイヤとの
組み合わせで従来より空力が良くなるはずです。
もちろん、舗装路メインでは
最適化設計されている28mmや30mmの
タイヤを履くことをおすすめしますが、
それでも未舗装路においても
従来よりいい状態で走ることができるでしょう。
まとめると、
高速巡航は上位モデル譲りのハイスペック。
グラベル性能については、
従来モデルも対応していたものの、
若干アップしたといった印象でしょうか。
ウィンド42とウィンド57は買いなのか!?
結論から言いますと、
既にWINDシリーズを持っている場合、
性能目的での買い替えはお勧めしません。
理由は上述したように、
新規性がそこまで大きくはないからです。
それに対して、
これから新規に購入を検討する場合、
若干でも従来よりパワーアップ
していることは間違いないので、
ウィンド42、57は有力な選択肢となるでしょう。
では、WIND40DBや55DBを
積極的に選ぶのはどのようなケースでしょうか?
ほとんど舗装路しか走らない、
もしくは
25C、せいぜい28Cしか使わない、
という場合、
新モデルのより太いタイヤに最適化された
メリットがデメリットになるので、
現行モデルを選ぶ価値が高まります。
むしろ25mm幅のタイヤを使用するのなら、
確実に現行モデルをおすすめします。
しばらくは現行モデルも市場にあります。
どちらを選ぶかは使用するタイヤ、
また、すぐ手に入るのかどうかといった
入手性や予算との兼ね合いも合わせて
決めると良いでしょう。
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フルクラムが
このロード&エアロカーボンホイールに
掛ける熱量を感じます。
それもあってか、
ウィンド42と57は
完全にEU内で製造されています。
ミドルレンジのホイールでありながら、
平坦な舗装路から軽い砂利道まで
高い領域で対応し、
あなたの限界を突破する
手助けをしてくれるでしょう。
平地も山道も風を切って突き進む
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