ウィンド40DBが新登場♪クアトロ/スピードと徹底比較!どこよりも詳しく切り込む!

dogma40


フルクラム専門店
フルクラムフィールド
店長の川内です。

前回の記事で雨が降る日が続かない
と書いたところその翌日くらいから
梅雨らしい天気が続きました(汗

梅雨明けしたら、
ギアを1枚上げていきたいところですね!

 

さて、今回も引き続き、
フルクラム2020情報です。

ミドルレンジに登場した、
高速巡航を得意とする
ウィンドシリーズ

その中から、期待の新人、
ウィンド40DBをご紹介します。

ウィンド40DBはクアトロの後継!?いえいえ、別物です!!

ウィンド40DBの位置付けは?

40mmリム
ディスクブレーキモデルといえば、

トップグレードのスピードシリーズから
スピード40DB(以下、スピードDB)が
ラインナップされています。

speed

 

他にも、WIND40DBと同じミドルレンジの
レーシングクアトロカーボンDB
(以下、クアトロDB)もあります。

quattro

 

これらのホイールは、
ウィンド40DBとはどう違うのか、興味がありますね!

 

まず、ホイールの背景を探っていくと・・・

そのクアトロDBは、
ウィンド40DBの登場とともに、
2020カタログから姿を消しています。

それだけ聞くと、ウィンド 40 DBは
クアトロDBの後継モデルとも思えますし、
実際にそう位置づけられるでしょう。

wind40db

しかし、仕様をみる限り、全くの別物です。
言わば、ミドルレンジに登場した怪物です。

なぜそのように言えるのか、
紐解いていきましょう。

40mmディスク 3モデルの仕様を徹底比較!!

・クアトロDB
・WIND40DB
・スピードDB

上述した3モデルの仕様一覧です。

  クアトロDB ウィンド40DB スピードDB
グレード ミドル トップ
重量 1605g 1620g 1470g
タイプ クリンチャー クリンチャー/
チューブレス
リム素材 UD
カーボン
ツイル
カーボン
リム高 40mm
リム外幅 23.5mm 27mm 26.5mm
リム内幅 ETRTO C17 19mm
タイヤ幅 25mm
-50mm
23mm
-50mm
ブレーキ 6穴/AFS AFS
F
アクスル
QR,
HH15/
HH12-
100
HH12-
100
R
アクスル
QR,
HH12-
142/135
HH12-
142
スポーク 21本
F左14右7
R左7右14
24本
F左16右8 
R左8右16
21本
F左14右7
R左7右14
ハブ アルミ アルミ
F body:
カーボン
ベア
リング
シールド
カートリッジ
USB
セラミック
カセット シマノ,
カンパ, XDr
定価 185760円 181440円 295920円

 

いかがですか?

ウィンド40DBは、
クアトロスピードのどちらに
近いでしょうか?

リムのカーボン素材ベアリング
クアトロ譲りですが、

それ以外の走りに関わる重要な要素
スピード寄りですね!

・ディスクブレーキに最適な
19mm幅のリム

23Cナロータイヤに対応

そして、

・クリンチャーだけでなく
チューブレスタイヤにも対応する、
2Way-Fit

ホイールと同様に
走りに大きく影響するタイヤも、

ライダーの好みシーンによって
ベストな選択ができる融通性(適応性)
かなりのアドバンテージです。

 

重量は、クアトロより若干重いです。。。
が、リム外形が3.5mm(約15%)
ワイドになっています。

外形が大きくなると、
それだけで剛性が上がります。

基本、剛性は寸法の3乗に比例するので、
(実際はそこまで簡単ではないですが)
横方向は単純計算で、
50%ほどの剛性アップになります。

つまり、ウインド40DBは、
リムの剛性が上がっているのに
たったの15gアップにとどめている、

そうみるべきだと思います。

また、スピードDBと比べて、
WIND40DBスポーク本数が異なるのが
気になりますよね。

同じ2:1スポークながら、
21本と24本の違い

増えてる。。。

ここで考えて見てください。
24本のDBホイールといえば、
トップグレード
カンパニョーロのボーラワンDBは、
G3構成ですが、同じ24本です。

boraone

構成が違うので、
スポークの見た目も違いますね。

でも、ここでわかるのは、
トップグレードでも24本ですので、
(このレベルであれば)
スポーク本数が多いのは
問題ではない、ということです。

むしろ、同じミドルレンジの
クアトロDBと同じ
21本構成にできたはずなのに、
あえて24本にしていることから、

ここまでディスクブレーキホイール
ラインナップを充実させてきた
フルクラム研究開発を経て
必然的に設計されたと言えます。

実際のデザインとして、
・スプロケット
・24本のストレートプルスポーク
・ディスクブレーキ
による
強大で非対称な力に対応するため、
CNC加工によりデザインされた
アルミ合金ハブが導入されました。

また、
ボーラワンのようにスポーク位置に偏りがなく、
スポークが均等に力を受ける
ウインド40DBが採用した
フルクラムの2:1スポーク構造は、

ディスクブレーキにおいて
そのメリットが大きくなるものと思います。

 

それらの技術により、
40mmリムの特長(オールラウンド性)を
最大限に活かす上で重要な、
加速時にも制動時にも、
確かな剛性を確保します。

私もまだ乗ったことはありませんが、
とても楽しみで仕方ない、
ステキなホイールですね!

 

ショップにて、最新情報更新中です♪

ウィンド40DB

 

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