フルクラムの最新動向!とても気になる2つの注意点!!
フルクラム専門店
フルクラムフィールド 店長の川内です。
いちばん暑い時期が終わり、暦の上でも秋になりました。
そして梅雨のような空模様が続いています。
秋雨にしては早いような・・・
そんなときは、
貴重な晴れ間を使ってライドに出たいですね!
皆さまの地域はいかがですか?
さて本日は、いつもと趣向を変えて、
フルクラムの最新動向についてお伝えします。
2020新製品の情報は、
これまでお伝えしてきておりますので、
実用に役立つフルクラムの情報を
中心にしたいと思います。
これからフルクラムのホイールを履くライダー、
そして、
フルクラムを検討しているライダーも
知っていて損はない情報です。
フルクラム 最近の動向、注意すべき2つのこと
1.85mmの10Sスペーサーが付属しない!?
昨年ぐらいからその兆候があったのですが、
シマノ用のセットに1.85mmスペーサーが
付属しないことが増えてきました。
今年に入るとその動向が顕著になり、
付属していることの方が珍しくなりました。
本件は、
カンパのスプロケットをご利用の
ライダーには全く影響がないので
ご安心ください^^
シマノ用カセットにおいても、
デュラエース、アルテグラ、105といった、
11速スプロケットをご利用の場合には
不要なパーツですが、
10速以下の場合には必要です。
当店では現在、
10速スプロケットをご利用のお客様には、
(もちろん9速も)
付属しているかどうかにかかわらず、
ご希望されればスペーサーを
同梱してお届けするようにしています。
ご入用の場合は、
ご注文時に備考欄にて
お気軽にお知らせいただければと思います。
フルクラムを履いてすぐパンクした!?
これも最近のことです。
リムにキズがある、あるいは、
チューブがすぐパンクした、
とご連絡を頂くことがたまにあります。
これは一部のホイールについて、
製作時にできたと思われる
小さな穴にバリがあることが
原因として考えられます。
対象商品は、
クリンチャー仕様(2Way-Fitではない)の
MoMagテクノロジー採用アルミリムホイールです。
具体的には、
レーシングゼロ、レーシング3
です。
状況としては、フロント、リアとも
リムの内側に直径1ミリぐらいの
小さな孔が一つずつ空いていて、
指で触ると段差を感じる程度の
僅かなバリが残っていることがあります。
このような場合には、
耐水性ペーパーなどで
バリを取っていただくと、
指で触った時の
つっかかりもなくなります。
また、
薄い補修テープのようなものを
貼るのも効果的です。
もちろん、
リムテープを使うのが完璧な方法なのですが、
MoMagテクノロジーを採用して
せっかくリムテープなしで
使えるホイールですから、
局所的な処理だけで対応したいですね。
工程の変更で穴が追加されたのか、
もしくは、
バリ取りが甘くなったのか
定かではありませんが、
以前はこのようなことはなかったので、
気を付けなければなりません。
チューブやタイヤを取り付ける際には、
一般論として異物がないか問題がないかを
確認しながらの作業となりますが、
見た目も小さく、
手触りもわずかな感触なので、
注意が必要です。
当店では、
お客様に安心してお使いいただくために、
検品の際に気づいた範囲内で
バリ取りの対応をするようにしましたが、
かなり高圧でご使用の場合など状況によっては、
お客様による対処が必要になるになる可能性がございます。
ホイール、タイヤ、チューブにつきましては、
安全にとても係わる部品となりますので、
フルクラムのマニュアルにもありますように、
専門知識を有した方が取り扱う前提でのご提供となっております。
装着の際には、このバリに限らず、
細心の注意を払って作業をお願いいたします。
当店でタイヤ装着する場合には、
しっかり確認・処置させていただきます。
作業後の例(写真ではわからないと思いますが・・・)
安全第一となりますので、
ご自身でされるのがご不安な場合には、
当店でなくても構いません、
専門店へご依頼ください。
上記2点とも、
フルクラムがイタリアのメーカーであることを考慮しても、
改善してほしいところです。
当店では、改善の要望を上げつつ、
お客様が安心してライドできるように
しっかり対応して参ります。
フルクラムのことなら、
専門店フルクラムフィールドへ
お気軽にお問い合わせください。
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